ACインジケータは高圧蒸気滅菌クラス5の
 化学的なインテグレータです

  ACインジケータは、滅菌条件(温度・蒸気
  ・時間・圧力)に反応変色します。
  被滅菌物のACインジケータへ飽和蒸気が浸透、
  所定の滅菌条件に達してインジケータの変色が
  進行します。
  滅菌条件が不十分の場合は、インジケータの色調が
  OUT(再滅菌)滅菌不良になります。
  滅菌完了のACインジケータは、ピンク→黒色に
  変色し滅菌効果を判定します。

  ※ACインジケータを滅菌包装個々へ挿入で滅菌不良を防ぎます。





 チューブテストは、高圧蒸気滅菌装置内の
 滅菌効果確認のチューブです

  蒸気浸透が遅いチューブテストへ、ACインジケータ
  1枚をオートクレーブテープで封入して滅菌装置内へ
  配置。
  チューブテストの配置場所は、特に滅菌効果が悪いと
  される蒸気排気口扉側の上、中、下段の配置が最良
  です。
  滅菌終了後チューブテストを開封、インジケータの
  色調で滅菌効果を判定します。
  ※滅菌中の機械的不調等には有効です。
  ※滅菌終了のACインジケータは、台紙に貼って記録の保存をします。


実際に用いた蒸気滅菌装置(135度用)とローディングカード
(各段にチューブテスト、ACインジケータおよび生物学的インジ
ケータを置いて実験を行った)

チューブテスト用のACインジケータの変色と耐熱菌芽胞死滅時間(右側)の関係

カタログのダウンロードはこちらをクリックしてください。